NPO法人 宮城県認知症グループホーム協議会

ごあいさつ

会長就任にあたり

特定非営利活動法人 宮城県認知症グループホーム協議会 会長 内 海  裕(うちみ ゆたか)

NPO法人宮城県認知症グループホーム協議会 会長 内海裕

 この度、平成29年4月21日に開催されました、平成29年度特定非営利活動法人宮城県認知症グループホーム協議会総会において、役員並びに会長に選任頂き、新会長として就任させて頂きましたグループホーム「桜の家」の内海です。
 まだまだ未熟者ですが、新役員並びに会員の皆様方と一緒に、これまで築き上げてきた会を、更に盛り上げ、この協議会が会員皆様方の会であることを忘れず、そして何より、グループホームで暮らす入居者方々の暮らしの質の向上や地域で暮らす認知症の方やその家族等の支えになれるよう、認知症ケアの専門職として、第一線で牽引し、少しでも地域に貢献できる会に発展させて行きたいと思いますので、今後ともご支援ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 私自身は、平成8年から介護の世界に飛び込み、特別養護老人ホームやデイサービスセンターの介護職員として勤務してきました。最初は知識も技術もありませんでしたし、無資格でまったくの素人。当時の事業所の先輩方には、大変ご迷惑をお掛けしたと思いますし、何より利用者の方々に一番迷惑を掛けていたと思います。当時は、若さと元気、体力だけが取柄で、利用者や諸先輩方等に支えられ今の自分があると言っても過言ではありません。

 そして、平成12年6月に前会長であります、蓬田隆子さんと出会いました。当時は、名取市にあるグループホームで勤務されており、全国のグループホームの模範であり研修受け入れ施設でもありました。そこに研修生として行かせて頂いたのが出会いのきっかけでした。私自身、4年の介護経験はありましたが、これまで経験してきたことや知識、技術は通用せず、見るもの聞くもの全てが新鮮で、目から鱗だったことを今でも覚えています。
 当時の私は、認知症(当時は痴呆症)のことをほとんど知らずに利用者と関わっていたと思います。研修中は、認知症のことはもちろんですが、認知症状態にある方々の自立支援、自己選択、自己決定、その人の潜在する能力の可能性の引き出し等、その人に合わせた支援やケアの方法など、短い期間ではありましたが頭と体、そして心で感じ、沢山のことを教えてもらいました。
 この時に私は、介護の世界でこれからもやって行くなら蓬田さんのような専門職になりたいと思い、それからずっと蓬田さんの背中を追いかけ続けてきました。あの時の経験は今でも私の宝であり原点です。蓬田さんには本当に感謝しておりますし、これからも蓬田さんから学んだことが私自身の糧になっていくでしょう。

 そのような経緯で、介護の世界というよりもグループホームの世界にどっぷりとはまり、平成13年7月に法人を設立、平成14年3月にグループホームを開設し現在に至っています。
 そして、あれから今年で15年が経過し、思い返せば長かったようで早かったような気がします。
 グループホームを開設した時は、介護保険法が施行され3年目でもあり、宮城県内にはまだ30か所程しかありませんでしたが、グループホームに対する認知症ケアの必要性や期待が高まり、急激に事業所が増え、現在では350カ所を超えるまでになりました。
 しかし、介護保険法が施行されてからの17年を振り返ってみると、私たちグループホームに求められる期待や需要は高まるも、介護職員の人材不足、無資格者や未経験者の職員採用など、全てとは言いませんが事業所や専門職としての質が下がってきたと言っても過言ではないと思います。また、3年に1度の介護保険法の改正に伴う報酬単価の減額により、介護職員等への待遇面での改善が図れないばかりか、事業継続そのものが脅かされる状況にあることも懸念されます。それでも、私たち専門職は、認知症状態にある入居者の人権や命を請負った以上、最後までその使命を果たす責任があります。その一方、私たちの仕事は一般的に「大変な仕事だね」「よく頑張ってるね」などの声を掛けて頂くことはありますが、尊敬されるようなことは、他の専門職と比べ軽視されがちです。一般社会において、認知症は誰でもなり得る症状であり、病気です。私たち認知症ケアの第一線にいるグループホーム職員が、もっとこの仕事に誇りと自信を持ち、他の職種と引けを取らない崇高なものにして行きたいと思っております。その為にも、宮城県内どのグループホームに入居したとしても、認知症状態にある方々の人権と命を請け負い、かつ、一人ひとりがその人らしく安全で安心した暮らしが普遍的におくれるよう、宮城県内のグループホーム事業者が顔の見える横の繋がりを大切に、研修や情報交換を積み重ね、互いに質の向上を図り、今後も地域にグループホームは無くてはならない存在価値を皆さんと一緒にもう一度掴み取りたいと思います。
 その為には、まず、会員である皆様方の理解と協力が必要です。元気をもう一度取戻し、グループホームで働く全ての職員が元気にやりがいと誇りが持てる、明るい未来を一緒に作って行きましょう。

会長としての公約

 一、宮城県認知症グループホーム協議会が会員の為の会であることを念頭に、会員皆様に対し適切な情報開示や
         透明性のある運営を行い、更なる信頼と信用の向上を目指します。
 一、宮城県内グループホーム事業者間の顔の見える関係構築と連携強化を図るため、会員入会率70%(30%増)
         を目指します。
 一、会員間での情報交換や各課題等の調査を行い、私たちグループホームに求められていることを再確認と整理を行い、
         グループホームの存在価値を高めます。
 一、災害発生時等に連携が図れ、互いに助け合える関係構築と体制づくりを強化致します。
 一、各種研修会等を開催し参加された方々や各事業所の知識や技術等、質の向上が図れるよう努めます。
 一、他団体との連携を図り、情報交換や行政への要望活動等を行っていきます。

 以上のことをお約束し、会員皆様のお役に立てるよう、会を引っ張って行きたいと思いますので、今後ともご支援ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


宮城県認知症グループホーム協議会のあゆみ

設立と主な活動実績

 

会員数

会員数(平成29年9月現在)

会員 人数
正会員 139名
準会員(個人) 2名
準会員(団体) 3名

 

感謝状

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厚生労働省

厚生省 感謝状

宮城県

厚生省 宮城県

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